Fuckの意味
2004年1月6日31日の続き
初めて訪れたN夫婦の家。
私は最初、なんとなく居心地悪くてそわそわしてた。
そんな私にT君は別段、気遣う様子も無くくつろいで男どもで話がわいていた。
でも私がどう振舞うか見ていたに違いない。
Nの嫁は料理や酒の用意で台所と往復していたので、
ま、一応手伝うべきかなと思い、世間話をしながらちょこまかしていた。
そんなに楽しくもなく食欲も湧かないのでビールをがんがんあおっていたら
Kが髪を切ると言い出した。
まず落ち武者風にしたいというのでバリカンを入れ、チョンマゲを作る。
私も以前、丸坊主にした事があったので、少し狂気じみた喜びに心躍る。
率先して刈っていたが、疲れたのでT君と交代。
紅白を見ながら着々と丸坊主が出来上がっていく。
完成後、シャワーを浴びたKは彼女を迎えに出て行った。
一青窈
ボブサップVS曙
桜庭VSノゲイラ
充実した大晦日TVスケジュールである。
熱い夜だった。
日付が変わろうとする頃、皆が一つの部屋に集まって来てそれぞれが酒の入ったグラスを手にした。
そしてナイナイの番組を見ながら年が明け、乾杯した。
T君と密かにメールの交換をした。
あらたまって愛の告白メールをくれた。
私もよろしく、と送った。
Tは今日入籍し、役所に届に行くんだそう。
しかしNんちって金ないとか言いながら、2DKのセパレートでオートロックで、家財道具充実しててテレビ2台もあって、見た目裕福。
どないなっとんねん。
基準が違うのか?「金ない」の。
Nは酒を飲むと夜狂症になり、今夜は殊更ひどく騒ぐので、N嫁が台所で一人泣いていた。
何だか傍に行きたくなったので、いけないことかなと思いながら近づいた。
いてくれてありがとう、と言われたけど困る。興味本位もあったから。
Nは「まざーふぁっかー」を連発していた。
以前暴れまくって家の中メチャクチャにした挙句、ぱっくり流血したことがあったらしいが、
今日のは「ひどい」らしい。
そかな。
Nは調子乗って私にケツの穴と玉の裏を披露してくれた。
私はほんとは前側を拝見したかったんだけど。
T君の元カノはNにチョンマゲされてマジギレしたらしい。
T君はそれを見てたが、とめる訳でもなくNに怒る訳でもなくただ「普通」にしてただけだという。
状況にもよるけどさ。
その後、元カノ、Nに対してえらく引いてたらしい。
そんで、私に会わすのビビってた(私がNに引くんじゃないかって)、と言うからおかしな話だ。
だったら彼氏としてNの友人として努力しろよ。
ウケる場、だったら彼女さえもネタにするのか、と言いたかった。
多分、「うん」って言うかもな。
私が頭にちんこ乗せられたとしたらどうするだろう。
まず私。
笑って罵るかも。
しかしあまり落ち着きすぎるのもな。
その時、どんな心境でそれをみているんだろうT君。
私が要求するような行動をしなかったら、NとT君をいたぶってやるのだ。
私お得意のデリカシーのない言葉で。
こういう話題を今後T君に振っても埒があかないないのは目に見えていて、
テーマにしたいのはやまやまだが、うっとおしがられそうなのでやめとく。
NはTの旦那に絡んでいたので旦那は少々Nに引いていた。
Tは「てめぇFuckの意味訳して見ろよぉぉちんかす野郎ぉぉ」
と蹴りを入れながら懸命に旦那を守っていた。
旦那を「パパ」って呼んでた。
2つ年下らしい。
この三人が特に酔っていた。
NはKの彼女にも絡んできたが彼女は自分で戦っていた。
Kはいつもの事だという感じで、特に何する風でもなかった。
やはりN嫁が何度叱り付けてもNの喚きはおさまらないので、
とうとうN嫁、実家に帰るとの事。
Nが寝入った隙に皆で部屋を後にする。
しかし、マンションのエントランスを出た辺りでT君、
妹の旦那にと、ここに来る途中に購入したシャンパンを部屋に忘れた事に気付く。
急いで部屋のカギをN嫁に借りて、戻る。
Nが寝言でわーわー叫んでるのが微かに聞こえた。
事なきを得てそーっと再び二人で部屋を出た。
近くに美味しいうどん屋があるということで寄ってみる。
新年明けたばかりの深夜にもかかわらず、そこは開店していた。
小学生の頃、親子行事か何かで学校の教室で母と作ったうどんの歯応えに似ていた。
あの時、おなかが空いていたのかもしれないけど心底美味しくて、
あのうどんが自分の中でキングオブうどんにいつまでも君臨しつづけているのだ。
その事をT君に言ったら、とてもいい評価だ、と言ってくれた。
つゆも昆布が効いててとても美味しかった。
おなか空いてなかったのに完食した。
一緒に年越しできた事を、T君は嬉しそうだった。
T君は歩きながら中島美嘉の「雪の華」を歌っていた。
この曲は発売当初、KがCDを貸してくれた曲だ。
中島美嘉には全く興味もなかったし、歌も知ってはいたが気にかけていなかった。
Kはラジオから流れるこのメロディがとてもいいと気にいって、買ってよく聴いてたそうだ。
聴いてみたら私も拒絶してたはずなのに、不覚にも涙が出てしまった。
状況に飲まれ易く、感情移入し易い私なので、あの切ないメロディに打たれてしまった。
しかしアーティストと言うよりもまだすこしアイドル風な中島美嘉に、
どうも浜崎やあややみたいにギャグでおさまらない中途半端な彼女に、
やはり少し拒絶感はまだある。
歌謡曲大好きッ子なのだが。
T君はイキりの洋邦系アーティスト志向なので、
FNS歌謡祭か何かに出てたときに聴いた中島美嘉を槇原敬之の歌詞パクってると言っていたので、やっぱり好みじゃないんだなと思っていたら、
最近、中島美嘉がかわいいとか言い出してヴィジュアルは許してるのかと思いきや、
今度は歌まで歌いだすとは。
こじ付けかもしれないけど、共通点として考えてしまうのはしょうがないだろう。
でも二人ともミスチル好きだしな、好みが間逆だと思ってたんだけど・・・。
ま、Kのミスチル好きは自分と桜井が似てると思ってるからなんだけどさ。
市内の某神社初詣に行く。
が、二十数年生きてきて、夜中に、しかも丑三つ時にこんなに人が集まるのを生まれて初めて見た。
大学時代に友人の下宿で年越しして近所の神社でお神酒を貰った、夜中の初詣が初めてで、
そこは田舎だったもんだからそないに大勢の人なんていなかったし。
某神社の境内ではテキ屋が沢山でており、なんせ兎に角人が多すぎる。
参拝するのにも賽銭箱が余りに遠くて、離れたところで拝んだ。賽銭無で。
御神籤も長蛇の列で、あっさり却下。
その後そそくさと神社を後にし、どこかで仮眠しようかという事になりホテルを捜し歩いた。
しかしどこも当たり前だが満室で、結局家に帰ることにした。
その夜、T君宅で親戚が集まるから来ないかと誘われた。
前々から、来れたら来たらといわれてて行くつもりでいたが、我家の雲行きが怪しく、
出かけられる雰囲気じゃなかったので断った。
2日
T君と映画に行く。
「ジョゼと虎と魚たち」
T君は音楽の「くるり」が好きなので、前々から見に行く約束をしていた。
居酒屋に行く。
酒呑むと「やりたくなる」ので呑むのが控えめなT君。
また口論になったり、盛り上がったりで、結局レストしに行く事になった。
居酒屋行かずに初めから行ってりゃ、安くついたのかもな、なんてケチな事考えてた。
帰り際、上機嫌なT君。
ほんとに影響されやすいT君。
よく分かる分、恥ずかしくなってくる。
私を「ジョゼ」と呼びなさんな。
自分は妻夫木君のつもりなんだぜ、絶対。
首
耳の後ろ
耳たぶ
瞼
目の下
頬骨の下
脇の下
肘の内側
腰の辺り
膝の裏
膝の横
絶対治したい。
3日
記憶なし。
4日
友人Sから、「携帯に入ってる男の電話番号、全て消したら楽になった」と。
今日
夜、Kに会う予定。
うきうきしないのはナゼだろう。
悟られた方がいいのかな。
初めて訪れたN夫婦の家。
私は最初、なんとなく居心地悪くてそわそわしてた。
そんな私にT君は別段、気遣う様子も無くくつろいで男どもで話がわいていた。
でも私がどう振舞うか見ていたに違いない。
Nの嫁は料理や酒の用意で台所と往復していたので、
ま、一応手伝うべきかなと思い、世間話をしながらちょこまかしていた。
そんなに楽しくもなく食欲も湧かないのでビールをがんがんあおっていたら
Kが髪を切ると言い出した。
まず落ち武者風にしたいというのでバリカンを入れ、チョンマゲを作る。
私も以前、丸坊主にした事があったので、少し狂気じみた喜びに心躍る。
率先して刈っていたが、疲れたのでT君と交代。
紅白を見ながら着々と丸坊主が出来上がっていく。
完成後、シャワーを浴びたKは彼女を迎えに出て行った。
一青窈
ボブサップVS曙
桜庭VSノゲイラ
充実した大晦日TVスケジュールである。
熱い夜だった。
日付が変わろうとする頃、皆が一つの部屋に集まって来てそれぞれが酒の入ったグラスを手にした。
そしてナイナイの番組を見ながら年が明け、乾杯した。
T君と密かにメールの交換をした。
あらたまって愛の告白メールをくれた。
私もよろしく、と送った。
Tは今日入籍し、役所に届に行くんだそう。
しかしNんちって金ないとか言いながら、2DKのセパレートでオートロックで、家財道具充実しててテレビ2台もあって、見た目裕福。
どないなっとんねん。
基準が違うのか?「金ない」の。
Nは酒を飲むと夜狂症になり、今夜は殊更ひどく騒ぐので、N嫁が台所で一人泣いていた。
何だか傍に行きたくなったので、いけないことかなと思いながら近づいた。
いてくれてありがとう、と言われたけど困る。興味本位もあったから。
Nは「まざーふぁっかー」を連発していた。
以前暴れまくって家の中メチャクチャにした挙句、ぱっくり流血したことがあったらしいが、
今日のは「ひどい」らしい。
そかな。
Nは調子乗って私にケツの穴と玉の裏を披露してくれた。
私はほんとは前側を拝見したかったんだけど。
T君の元カノはNにチョンマゲされてマジギレしたらしい。
T君はそれを見てたが、とめる訳でもなくNに怒る訳でもなくただ「普通」にしてただけだという。
状況にもよるけどさ。
その後、元カノ、Nに対してえらく引いてたらしい。
そんで、私に会わすのビビってた(私がNに引くんじゃないかって)、と言うからおかしな話だ。
だったら彼氏としてNの友人として努力しろよ。
ウケる場、だったら彼女さえもネタにするのか、と言いたかった。
多分、「うん」って言うかもな。
私が頭にちんこ乗せられたとしたらどうするだろう。
まず私。
笑って罵るかも。
しかしあまり落ち着きすぎるのもな。
その時、どんな心境でそれをみているんだろうT君。
私が要求するような行動をしなかったら、NとT君をいたぶってやるのだ。
私お得意のデリカシーのない言葉で。
こういう話題を今後T君に振っても埒があかないないのは目に見えていて、
テーマにしたいのはやまやまだが、うっとおしがられそうなのでやめとく。
NはTの旦那に絡んでいたので旦那は少々Nに引いていた。
Tは「てめぇFuckの意味訳して見ろよぉぉちんかす野郎ぉぉ」
と蹴りを入れながら懸命に旦那を守っていた。
旦那を「パパ」って呼んでた。
2つ年下らしい。
この三人が特に酔っていた。
NはKの彼女にも絡んできたが彼女は自分で戦っていた。
Kはいつもの事だという感じで、特に何する風でもなかった。
やはりN嫁が何度叱り付けてもNの喚きはおさまらないので、
とうとうN嫁、実家に帰るとの事。
Nが寝入った隙に皆で部屋を後にする。
しかし、マンションのエントランスを出た辺りでT君、
妹の旦那にと、ここに来る途中に購入したシャンパンを部屋に忘れた事に気付く。
急いで部屋のカギをN嫁に借りて、戻る。
Nが寝言でわーわー叫んでるのが微かに聞こえた。
事なきを得てそーっと再び二人で部屋を出た。
近くに美味しいうどん屋があるということで寄ってみる。
新年明けたばかりの深夜にもかかわらず、そこは開店していた。
小学生の頃、親子行事か何かで学校の教室で母と作ったうどんの歯応えに似ていた。
あの時、おなかが空いていたのかもしれないけど心底美味しくて、
あのうどんが自分の中でキングオブうどんにいつまでも君臨しつづけているのだ。
その事をT君に言ったら、とてもいい評価だ、と言ってくれた。
つゆも昆布が効いててとても美味しかった。
おなか空いてなかったのに完食した。
一緒に年越しできた事を、T君は嬉しそうだった。
T君は歩きながら中島美嘉の「雪の華」を歌っていた。
この曲は発売当初、KがCDを貸してくれた曲だ。
中島美嘉には全く興味もなかったし、歌も知ってはいたが気にかけていなかった。
Kはラジオから流れるこのメロディがとてもいいと気にいって、買ってよく聴いてたそうだ。
聴いてみたら私も拒絶してたはずなのに、不覚にも涙が出てしまった。
状況に飲まれ易く、感情移入し易い私なので、あの切ないメロディに打たれてしまった。
しかしアーティストと言うよりもまだすこしアイドル風な中島美嘉に、
どうも浜崎やあややみたいにギャグでおさまらない中途半端な彼女に、
やはり少し拒絶感はまだある。
歌謡曲大好きッ子なのだが。
T君はイキりの洋邦系アーティスト志向なので、
FNS歌謡祭か何かに出てたときに聴いた中島美嘉を槇原敬之の歌詞パクってると言っていたので、やっぱり好みじゃないんだなと思っていたら、
最近、中島美嘉がかわいいとか言い出してヴィジュアルは許してるのかと思いきや、
今度は歌まで歌いだすとは。
こじ付けかもしれないけど、共通点として考えてしまうのはしょうがないだろう。
でも二人ともミスチル好きだしな、好みが間逆だと思ってたんだけど・・・。
ま、Kのミスチル好きは自分と桜井が似てると思ってるからなんだけどさ。
市内の某神社初詣に行く。
が、二十数年生きてきて、夜中に、しかも丑三つ時にこんなに人が集まるのを生まれて初めて見た。
大学時代に友人の下宿で年越しして近所の神社でお神酒を貰った、夜中の初詣が初めてで、
そこは田舎だったもんだからそないに大勢の人なんていなかったし。
某神社の境内ではテキ屋が沢山でており、なんせ兎に角人が多すぎる。
参拝するのにも賽銭箱が余りに遠くて、離れたところで拝んだ。賽銭無で。
御神籤も長蛇の列で、あっさり却下。
その後そそくさと神社を後にし、どこかで仮眠しようかという事になりホテルを捜し歩いた。
しかしどこも当たり前だが満室で、結局家に帰ることにした。
その夜、T君宅で親戚が集まるから来ないかと誘われた。
前々から、来れたら来たらといわれてて行くつもりでいたが、我家の雲行きが怪しく、
出かけられる雰囲気じゃなかったので断った。
2日
T君と映画に行く。
「ジョゼと虎と魚たち」
T君は音楽の「くるり」が好きなので、前々から見に行く約束をしていた。
居酒屋に行く。
酒呑むと「やりたくなる」ので呑むのが控えめなT君。
また口論になったり、盛り上がったりで、結局レストしに行く事になった。
居酒屋行かずに初めから行ってりゃ、安くついたのかもな、なんてケチな事考えてた。
帰り際、上機嫌なT君。
ほんとに影響されやすいT君。
よく分かる分、恥ずかしくなってくる。
私を「ジョゼ」と呼びなさんな。
自分は妻夫木君のつもりなんだぜ、絶対。
首
耳の後ろ
耳たぶ
瞼
目の下
頬骨の下
脇の下
肘の内側
腰の辺り
膝の裏
膝の横
絶対治したい。
3日
記憶なし。
4日
友人Sから、「携帯に入ってる男の電話番号、全て消したら楽になった」と。
今日
夜、Kに会う予定。
うきうきしないのはナゼだろう。
悟られた方がいいのかな。
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