片づけが下手な人はよく、捨てる事が出来ないからだと言われますが
沢山物を持って捨てる事をあまりしなくても、片づけが上手な人もいます。

私はモノを捨てられない。

時々、勢いつけて思い切って捨てる事もある。


混沌とした状態も捨てがたい。

秩序がない秩序がいいと思っている。

モノだけじゃなく、人間関係においても、気持ちを割り切るのがヘタだ。




体調が良くない。

先月、足の付け根に紛瘤が出来た。
中の膿を出す為に切開したが、芯があるらしく、それを切除しないと
再発する可能性があるらしい。

残ったまんまだ。

腫れが引いた痕は色素が沈着して、消えるまでにはかなり時間がかかるだろう。

深呼吸をしよう。

暗くなってきた。
外は明るく、暖かいのに。

陰気な状態。

何を変えればどういう風に変わるだろうか。



私、一人で生活できない・・・かも。

衣食住にどれも自信ない。



仕事に出て、家事をする・・・。


『衣』
着るモノが臭くなりそう。
カチッとした服も全部型崩れしてそう。

『食』
美味しそうな惣菜を買ってきたり、
自分で作ったりしても、一人で食べるって、食が進まない。
失敗しても、家族と食べたら(一人で始末しないと、と思うからでもあるが)モリモリ食べられる。

私は食べる事に対して、欲が深くない。
の割にはデリケートで、食べなきゃという軽くプレッシャーがあると
例え空腹であっても箸が進まない。
味にうるさいわけでもない。

でも‘大人’だから
「食べれません」
が、言えない状況の時は、どこかの感覚を殺します。

食べなかったら病気になるから、食べざるを得ないよ。

いやぁ、食べないで病気になりそうだ。
意気地がないですから、私。



『住』
部屋は日中、仕事に出てるので閉めっきたままだから、
空気がこもり、カビが発生し、埃がつもり、虫がわく。

目に見えている。

学生時代、学校の近所に友人らと3人で一部屋を間借りしていた事がある。
住んでいたわけではなく、学校が遠かったので遅くなったら泊まる、
というような使い方だった。

其の部屋は、まさに先に書いた感じの部屋の有様だった。

とにかくマメに掃除しないと、床は砂だらけだし、布団は干さないからいつも重く、湿っぽかったし、
野良猫が入ってくるし、
便器の中に、見たこともない、図鑑にも載ってない、軟体生物がうごめいていたし(消臭スプレーをかけたら色が濃くなり体が縮んだ)。

(※そしてやはりありがちだが溜まり場と化し、泊まりに行ったら見ず知らずの人達が酒盛りしていた。)

しかし其の3人の中でも、まだ私が一番掃除していたなぁ。







とにかく親元が今、心地よい。

だがこんな私だから、時に親とも関係が最悪な状況になることも少なくない。

だからよく家出まがいや、家出をしていた。

昨日、T君とデートをした時、言われた。

「次、家出したら、知らんで」

あぁ家出か、4年前初めて行く当てのない家出(行く当てのある家出は何度かあった)をした時、
谷四あたりのウィークリーマンションに滞在していた。

その後、今から一年以上前の家出は半ルンペン状態だった。
金はあるから、余裕でまたウィークリーマンションに行けたはずなのに
会社の給湯室でお湯の出ない水道で体を洗ったり、
梅田の漫喫や、ホンモノのベテラン・ルンペンが徘徊する天満橋の近くで、車の中に寝泊りしていた。

本気で怖かったし、行くところがないと言うのは私の精神をおかしくするものだと心底思った。
慣れてしまうのも恐ろしかったし、何しろ虚しかった。

再びしたくない経験だ。

ネタとしては面白いとは思うが。

私は自分ではまだ、まともだと思っているが、
回りに不安や不振や不快を与える行動をする人間なんだろうか。

面白おかしくネタで話す時、大半の友人らは笑って聞く。
今無事みたいだし、本人が小話にしてるくらいだから、ははっ面白れぇな、とういう感じか。

でも、引く人、あきれる人、勝手にやってれば?てな人、否定する人、も少なくない。

親なんかはもう、気が触れてるんじゃないかって思ってると思う。

学生時代(ってまぁ、そういうお年頃じゃないですか)に、頭を丸めた事があった。
出家したかったわけじゃなく。

父は、はじめ器用に刈ったなとか言ってたけど、しばらくしてじわりとこみ上げてきたものがあったのか、
会社から電話してきた(職場からかけてくるなんてありえないのだ)。
「瀬戸内寂聴に話を聞いてもらいに行け」と言っていた。

頭おかしくなったと思ったみたいよ、と母が言っていたが、
父は私がなにか悩みや心が病んだりゆがんでるんじゃないかと、本気で心配したんだと思う。

怖いもの見たさ、経験したさ、と少しの自虐性による軽い行動だった。
それが、周りを不安にさせてしまった。

それを軽率と言うのだろうか。

T君もきっとそう感じるんだと思う。
不安にさせるんだと思う。
不安はしんどい。
私はめんどくさい。


「次、家出したら、知らんで」
と言われた数分後、とある古くからある風俗街の近くを通りかかった。
私は其の古い街並みと、ノスタルジーと、怖いもの見たさとで、
そこに足を踏み入れたいと申し出た。

T君は拒否した。
歩調を遅らせながら、なおも私は食い下がり、T君はそのままの歩調で、駄々をこねる母子のように二人の距離は徐々に開いていった。

すぐに私があきらめれば良かったのだが、段々意地になってきって、
それでも折れないT君に悔しくて、何とかして一緒に行こうと粘った。

ままならない状況に嘘泣き半分・本泣き半分で、涙が薄っすら滲んできた。
そこにT君の嫌悪感丸出しの表情に傷つき、涙が勢い付いてしまった。
さらにそんな私をウザく感じたT君は
「こんなんで、一緒にいたくない」
と言った。

私は「あんた、かたいねん」
といって、踵を返して一人その場を離れた。

自分の欲求を満たしてくれてなおかつ守ってくれる男はT君しかいない、
だから「一人で行けばいいやん」という拒絶が、私を自身を拒絶してると悲しい捉え方をしてしまった。

歩きながら涙が止まらなくなった。
涙を出し切ったあと、
家路についていたT君に電話した。

また傷つくかもしれないのに。
電話することしか思いつかなかったように思う。

T君はまた出て来てくれた。


ここまで書いてて、
なんて私は勝手で我侭なんだろう。

T君はそのような場所に昼間であっても、私らのような年齢の男女が
冷やかしで、足を踏み入れる事がとにかく嫌だったようだ。
男同士で冷やかしで行けたとしても。


T君に対して、私には腹を立てる余地が無い。



よく付き合ってられると思うよ。
こんな人間と。

いいとこなし。
生きてる価値はどこに?

自分が嫌だとか、こんな自分だからダメだとか。

抜け出たいのに出れない。
危機感がわかない。



一人でやっていけるのかな。

出て行くことがあるのかな。

いつ出て行くんだろ。




今、母が暴れて倒したハンガーラックを起し、散乱した衣類を元に戻した。

今日は夕方まで、弟と近所に出かけるつもりだったのに、
こんな事になってしまった(してしまった)。
あぁ、もう4時過ぎた。

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